クラウドワークスでは、クライアントから「今後のやり取りはチャットワークでお願いできますか」と相談されることがあります。
外部連絡を希望するなんて、違反案件?
そもそもチャットワークとは何?
なんて、焦りますよね。
チャットワークとは何か、さらにメリット・料金、安全な使い方・登録方法・カドの立たない断り方なども、まるっと紹介します。
・チャットワークの料金が知りたい
・チャットワークの安全な使い方が知りたい
・チャットワークの登録方法が知りたい
・チャットワーク誘導の断り方が知りたい
チャットワークとは
チャットワークとは、国内No.1の需要を誇るビジネスチャットツールです。
チャットワークのトップページはこちら!
- 導入企業43万社以上(2024年2月時点)
- BOXIL Saas AWARD2021 Autumn コラボレーション部門1位
- 国際的なセキュリティ規格を取得
- 日本企業が開発
など、数々の実績を残しています。
チャットワークは、LINEの「トーク」のように、ひとつの画面で複数のクライアントを管理できるのが特徴です。
実際の画面はこんな感じ。
左側にクライアントが一覧で表示されます。
やり取りしたいクライアントをクリック⇒ 画面下のメッセージ欄を使ってトーク という感じです。
クラウドワークスだと、案件ごとにページを開かなければならないので、複数のクライアントと契約している方は手間に感じることもあるでしょう。
チャットワークなら、いちいち新しいページを開く必要はありません。
LINEのようにポンポン送信できるうえ、リアクションボタンもあるのでやり取りがグッと身近になりますよ。
契約しているクライアントの数が多い方は特に、便利さと効率を実感できるでしょう。
チャットワークの料金
強固なセキュリティで、大企業にも導入されているチャットワーク。
便利ですが、登録にお金がかかるのはちょっと嫌ですよね。
チャットワークは無料で登録できます!
無料版だと機能に制限があるものの、問題なく使えるレベルです。
私は無料版以外使ったことはありません
無料版チャットワークでは、ざっくりとこのような使い方ができます。(2024年2月時点)
・クライアントを無制限に登録できる
・グループチャットに無制限に参加できる
・容量5GB
他にもいろいろありますが、クラウドワークスのクライアントとのやり取りなら、無料版で十分だと思います。
もっと機能を詳しく知りたい方は、こちらをご参照ください
ちなみに数年前まで、無料版だとグループチャットが10件までしか登録できなかったり、かなり前のメッセージを閲覧できたりしていました。
無料版の機能は時々変わるので、常に最新の情報をチェックしましょう!
チャットワークに誘導されるのはなぜ?
チャットワークは、LINEのように便利なツールです。
クライアントにとって、ライターはもちろん、数々の取引先とひとつのツールでやり取りできるのは効率的。
そのため、チャットワークを希望する方も多いのです。
特にメリットが大きいのは、グループチャットの機能!
クラウドワークスにはグループチャットがないので、チームプレイが必要な作業にはとても役に立ちます。
私は以前、ホームページの立ち上げに関わったことがあるのですが、
- クライアント
- デザイナー
- ライター(私)
の3人でグループチャットしながらサイトを作成していきました。
もしクラウドワークス内だけのやり取りだったら、クライアントが仲介役になるため非常に手間だったかもしれません。
このように、クライアントにとっても、ライターにとっても、チャットワークはとても便利なツールなのです。
チャットワークの安全な使い方
クラウドワークスでチャットワークを使う際は注意点があります。
チャットワークはクラウドワークスの管轄外なので、思わぬトラブル防止のために、しっかりと知識をつけておきましょう。
クラウドワークスで契約後、「サービス外連絡申請」をする
クラウドワークスからチャットワークに移行するときは、2つのステップが必要。
クラウドワークスのライターがクライアントと外部でやり取りするためには、
- 契約する(仮払いまで済ませる)
- サービス外連絡申請する
の流れが必須なのです。
万が一のトラブル防止のため、チャットワークに移行するのは仮払いが済んでから!
チャットワークIDの交換も、仮払いが済んでいない限りNGです
「サービス外連絡申請」はクラウドワークスの契約画面内にあります。
クリックするだけで完了!
1日経たずに承認されることもありますし、2~3日かかることもありますが、それまでチャットワークのIDは交換しないでくださいね。
ルールを守って、堂々とチャットワークでやり取りしましょう!
サービス外連絡申請の注意点はこちら
不安なときはスクショする
チャットワークでは、送信したメッセージを何度でも編集できたりまるごと削除できたりします。
クラウドワークスでは一度メッセージを送信したら二度と変更できないので、これもチャットワークの特徴のひとつでしょう。
(送信後に誤字脱字に気づくと絶望的な気持ちに……泣)
しかし、クライアントによってはこの特徴を悪用することがあるかもしれません。
メッセージを何度でも変更できるということは、都合の悪い情報はなかったことにできるということ。
「言った」「言ってない」のトラブル防止のため、不安なときは画面をスクショして保存しておくことをおすすめします。
もし、チャットワーク上でトラブルがあってクラウドワークスに相談しても、「管轄外」として対応してくれないことが多いのでご注意ください。
私は、トラブルになっている画面をスクショして事務局に相談しましたが対応してもらえなかったことがあります。
チャットワークは便利ですが、いろいろ自己責任になるので要注意!
納品は、クラウドワークス・チャットワークの両方
チャットワークでやり取りしながら、ついに記事が完成!
チャットワークにはファイル添付ボタンがありますから、記事をポンと送信することもできます。
しかし、チャットワークだけの納品は危険です。
万が一、納品後にクライアントから音沙汰がなくなったら、納品の事実を誰にも知ってもらえないまま泣き寝入りに……。
先ほどお伝えしましたが、仮払いが済んだ後にチャットワークに移行すれば、クラウドワークス上に預かり金が残っています。
クラウドワークスの納品ボタンから、作成した記事を添付しましょう。
クライアントにスルーされたとしても、納品したという証拠は残るのですから、事務局に相談すれば対応してもらえる可能性があります。
チャットワークに登録する方法
チャットワークはメールアドレスだけで登録できます。
メールアドレスで仮登録を済ませた後、氏名(ユーザーネーム)やパスワードなどを決めてきます。
※Googleアカウントでも登録できます
クライアントとつながるにはチャットワークIDが必要です。
画面右上の「プロフィール」から、ご自身のIDをご確認くださいね。
ちなみに、クライアントから「私のチャットワークIDはこれです」と教えられた場合は、
こちらの「+」ボタンからID検索⇒ 追加してください(^^)
チャットワークでのやり取りを断りたいとき
チャットワークは便利ですが、クライアントによっては、クラウドワークスではやり取りできないような相談を持ちかけてくることも。
違反案件の紹介だったり、直接契約の相談だったり、本当にさまざまです。
もちろん、良いクライアントもいます。
でも、フタを開けてみないと分からない部分が多いのは確かです。
一番安全なのは、やはりクラウドワークス上でのやり取りでしょう。
カドを立てずに断るなら、このようにメッセージを送るのがおすすめ。
恐縮なのですが、最近チャットワーク上でトラブルが相次いでおりまして、しばらくの間はチャットワークでのやり取りを控えたいと考えております。
可能であれば、このままクラウドワークスでやり取りできると助かるのですが、いかがでしょうか?
私は、ちょっと怪しいかなと感じたクライアントにはこのように対応しています。
クライアントとのやり取りにうんざりしたら、クラウディアに登録してみてください。
クラウディアはクラウドワークスに似た、大手クラウドソーシングサイトです。
市場規模も、
・2015年 650億
・2016年 950億
・2017年 1350億
・2018年 1820億
と右肩上がりに急成長しています。(※矢野経済研究所の発表による)
今後クラウドワークス以上の巨大プラットフォームになると見込まれているので、
実績をつけるなら今のうちに!
ちなみに私はクラウドワークスと併用しています。
登録しているだけで優良クライアントから高額案件のスカウトが来たりしますよ!
登録無料なので、ライバル多数になる前にお早めに◎
おわりに
チャットワークとは、LINEのように使える便利なビジネスツールです。
無料版もかなり充実しているので、活用すれば効率的に記事作成できるでしょう。
しかし、チャットワークのIDを教えたり、実際に移行するのは仮払いが済んだ後。
納品も必ず、クラウドワークスとチャットワークの両方におこなってくださいね。
安心安全に収入アップさせるなら、クラウディアへの登録がおすすめです。
優良クライアントが多数在籍しているので、クラウドワークスと同じ仕事量でも手取りが違います!
クラウドワークスの仕事がないときはクラウディアで探して、いつでも安定した収入をキープしましょう。