クラウドワークスでは、たくさんのクライアントがたくさんの仕事を募集しています。
初心者は、どの仕事を選べばよいのか迷ってしまいますよね。
私が初心者のころは手当たり次第に応募していたので、悪質クライアントに引っかかることもありました。
でも、多くの失敗を重ねたからこそ、今では優良案件だけを受注できるようになりました!
私の経験を元に、クラウドワークス初心者向けの注意点をお伝えします。
あなたのライターキャリア講座・クラウドワークスで悪質クライアントを見極めたい
・クラウドワークスで案件を見極めたい
クラウドワークス初心者の注意点6つ
クラウドワークス初心者だと、右も左もわからない状態ですよね。
初心者だけ狙う悪質クライアントもいるので、どうぞご注意ください。
たくさん失敗した私が、クラウドワークス初心者の注意点を6つお伝えします。
「仮払い」が完了するまで作業をしない
クラウドワークスには「仮払い」システムがあります。
仮払いがあるからこそ、ライターは「納品したのにクライアントが支払わず音信不通に!」という事態にならずに済みます。
メルカリなども同じシステムですね
クラウドワークスの「お仕事相談所」(登録者専用の掲示板のようなもの)を開くと、
「納品したのにクライアントが音信不通」という書き込みがよく見受けられます。
きっと、クライアントが初心者の”無知”を悪用したのでしょう。
「契約」は、仮払い完了後から始まります。
「契約する」ボタンは出てきますが、押したとしても、まだ口約束みたいなもの。
クライアントが仮払い完了するまで、作業は始めないでください。
まして納品するなんてダメ!
悪質クライアントは、「まだ支払ってないのに納品してくれた♪」と、格好の餌食にするのですから。
仮払いを終えていないのに「急ぎで納品してください!」と急かすクライアントがたまにいます。
そんなときは、
「仮払いを完了してからの作業になりますので、お手続きをお願いします」と返しましょう!
「別のサイトでやり取りしたい」は危険
クラウドワークスでは、サイト内でのやり取りが基本です。
なぜなら、メッセージ欄でやり取りしていれば、履歴が残るから。
万が一トラブルがあっても、事務局はこれまでのやり取りを元に対処してくれるので、「クラウドワークス内でのやり取り」なら自分の身を守れるのです。
しかし、まれに「別のサイトでやり取りしたい」と、仕事の詳細を明かさないクライアントがいます。
これは違反案件だと考えて良いでしょう。
初心者は特に、LINEに誘導されることがほとんどです。
- 詳しい仕事内容はLINEで説明します
- 1円で仮契約してくれれば、LINEでさらに良い仕事を紹介します
- LINE登録でスキルアップ講座を無料で受けられます
- あなたの才能を見込んで直接契約したい
など、あの手この手で誘導してきますが、絶対にLINEしてはいけません。
たまに、チャットワークなど他の連絡ツールを希望する方もいますが、クラウドワークス以外でのやり取りは事務局のサポート対象外。
万が一クライアントとトラブルになっても、「自己責任」として対処してもらえないのでご注意ください。
直接契約も魅力的に思えますが、万が一のときに仲介者がいないのは怖いので、私はずっとクラウドワークスで仕事すると思います(汗)
違反案件を把握しておく
クラウドワークスではさまざまな仕事がありますが、わりと自由に投稿できるようで、違反案件の募集情報が載っていたり、メッセージで直接声をかけられたりします。
クラウドワークス初心者の注意点として、「どのような仕事が違反なのか」を把握しておくことをおすすめします。
クラウドワークスの規約で違反案件について載っているものの、細かくてわかりにくいので、よくあるパターンを抜粋してまとめてみました。
・報酬確定前に商品・サービス等の購入が必要な仕事
・マルチ・ねずみ講・MLMなど
・代理出品
・口コミサイトのレビュー依頼
・外部サービスの宣伝や登録、メールマガジンへの登録、アフィリエイトなど
・直接取引
初心者のころ、よく依頼が来ていたのは「口コミサイトのレビュー」です。
実際に使ったこともないのに、自分のアカウントで「すごく良い商品でした!絶対おすすめです!」など書き込むというもの。
これ、違反案件なのでご注意ください。
最近も、「アフィリエイトサイト経由でのサービス登録」の話が来ました。
始めは「転職希望者に役立つ記事を書いてほしい」ということだったのですが、
仕事内容を詳しく聞くうちに、URLが送られてきて「このサイトに【〇〇(転職サービス名)に登録する】というボタンがあるので、必ずこのボタンから会員登録してください」と……。
気になって事務局に問い合わせたら、違反案件に該当するそうで、お断りの連絡を入れました。
違反案件を募集するクライアントは、あの手この手を使って、巧妙な手口で誘導してきます。
「あなたが受注した案件は違反だからアカウント凍結ね!」という事態にならないよう、案件選びは慎重におこないましょう。
クラウドワークス利用規約のリンクも貼っておきますね!
違反案件については、「第23条 禁止事項」で確認できます。
安すぎるテストライティングは”釣り”かも
テストライティングを希望するクライアントは少なくありません。
「この人はどんな記事を書いてくれるのかな」とライターの質を知るためにも、テストライティングで”お試し”したい気持ちはわかります。
しかし、悪質クライアントはテストライティングを”釣り”に使うこともあるのでご注意ください。
募集内容が
- 1000文字/5000円
- 子育てのアドバイスを書いてください
だとしたら、すぐに応募したくなりますよね。
しかし、下の方までよく読むと
「テストライティングは50円です」と書かれていることも……。
続けて「テストライティングに合格した方には、本採用として1000字5,000円で月10本依頼します!」とオイシイ話を載せてはいるのですが、
そのような案件は、テストライティングを受けたとしても、まず合格することはないでしょう。
ライターがどれほど質の良い記事を書いても、不合格なんです。
つまり超低単価で記事を書かされて、終わり。
誰が書いたとしても、本採用は永遠にやってきません。
からくりを知らない初心者がターゲットになりがちなので、あまりにも低い金額のテストライティングは避けることをおすすめします。
クライアントの評価を確認する
クラウドワークス初心者の注意点として、仕事を受注する前に「クライアントがどのような人物なのか」を知っておきましょう。
「クライアントがライターからどのような評価をつけられているか」はもちろんですが、私はもっと追いかけて「クライアントがライターにどのような評価をつけているか」まで確認しています。
それぞれ詳しく解説しますね!
クライアントがライターからどのような評価をつけられているか
悪質クライアントに当たったライターは、契約完了後に「評価」でコメントを残していることがあります。
- ☆1がついている
- ☆が何もついていない
- コメントの内容がひどい(「最低なクライアントです!」など)
案件を受注・応募する前は、必ずクライアントの評価を確認してください。
経験上、☆5以外のクライアントはあまりおすすめしません。
クライアントがライターにどのような評価をつけているか
クラウドワークスでは、「せーの!」で一斉に評価が公開されるシステムです。
評価登録後は変更できません。
なので、「評価」はクライアントとライターそれぞれの性格がモロに出ます。
たとえば、ある仕事に対して
ライターがクライアントに、☆5「やりがいのある仕事をありがとうございました。どうぞ今後ともよろしくお願いします」という評価をつけているとします。
一般的に、クライアントの評価は↑この部分だけを見ると思います。
でも私は違います。
そのライターのアイコンをクリックして、ライターのページに飛び、そのクライアントがライターにどのような評価をしたかまで探します。
ライター⇒クライアントは☆5で評価しているのに、クライアント⇒ライターは☆1で評価していることがあるんです。
☆1まではいかなくても、☆5以外の評価をつけるクライアントなら、私は応募をやめます。
評価は自分の実績のひとつなので、悪い評価をつけられると他のクライアントが依頼をくれなくなるかもしれません。
ライターからの評価がよくても、ライターに悪い評価をつけるようなクライアントは、最初からやめておきましょう。
応募したら返事は待たない
クラウドワークス初心者の注意点に、「ひとつの案件にこだわる」ということが挙げられます。
私もそうだったのですが、
気になる案件に応募した後、「いつ返事くるのかな? 他の仕事は入れないほうがいいかな?」とソワソワしながら返事を待ち続けるのです。
残念ですが、一向に音沙汰がないのが普通なんです。
プロクラウドワーカーになった今でも、返事が一切なく「募集終了しました」の通知だけ来ることもあります。
ひとつの案件にこだわると、いつまでも稼げません。
「返事が来なくて当たり前!」と割り切って、応募した直後に、次の仕事を探しにいきましょう!
おわりに
クラウドワークス初心者には、主に6つの注意点があります。
私は何の情報もなく登録して始めたのですが、注意点を知らなかったからたくさん失敗してきました。
でも、これを読んだあなたは大丈夫。
損失回避のスタートダッシュで、安全にガッツリ稼ぎましょう!