ライティング初心者だと、文章のつくり方のハードルが高く感じますよね。
ようやく出来あがった文章を見ても、「なんか違う」と首をひねったり。
ライティング初心者がつくりがちな文章を例に、わかりやすい文章をつくるコツを紹介します。
すべての記事に使える基本事項なので、ぜひ活用してくださいね。
・あらゆる記事に使えるテクニックが知りたい
・読みやすくわかりやすい文章をつくりたい
ライティング初心者は、3つの書き方で文章力アップ
ライティング初心者は、コツを意識して書くことが大切です。
同じ文章でも、書き方ひとつで読者に与える印象はガラリと変わるんですよ。
では、ライティング初心者をグンと上達させる、3つの書き方を見ていきましょう!
ライティング初心者は、2つの意味を持つ書き方に注意
私もたまにやりがちなのですが、なにげなく書いた文章が2つの意味を持つことがあります。
たとえば、
という文章。
これ、よく考えると2つの意味が考えられませんか?
- 箱の中に白いケーキが入っているの?(箱の色は不明)
- 白い箱の中にケーキが入っているの?(ケーキの色は不明)
修飾語と被修飾語が遠すぎると、文章の意味がわかりにくくなってしまうんです。
・修飾語⇒ 他の言葉をくわしく説明する言葉
・被修飾語⇒ 修飾語を受け取る言葉
文章の内容をわかりやすくするために、修飾語と被修飾語を近くに置きましょう!
色分けしながら説明しますね。
- 「白いケーキ」と言いたいなら、「箱の中の、白いケーキを持ってきてください」
- 「白い箱」と言いたいなら、「白い箱の中の、ケーキを持ってきてください」
という書き方にするとわかりすいでしょう(^^)
こんな感じで、言葉を置く場所によって、修飾語と被修飾語がコロコロ変わります。
「箱の中の、」というように「、」も活用しながら、誤解されない書き方をしたいですね。
ライティング初心者は、箇条書きを活用しよう
ライティング初心者は、「とにかく文章を書かなければ!」と一生懸命になりがちです。
でも、内容によっては、文章よりも箇条書きのほうが伝わることがあります。
たとえば福利厚生の紹介について。
と書いたらどうでしょう、読みにくくありませんか?
Webライティングは「文章しか書いてはダメ!!」という決まりはありません。
読みやすい・伝わりやすい文章を書くには、箇条書きも欠かせないんです。
上記の文章を箇条書きにするなら、
■健康系
・健康診断
・メンタルヘルス
■育児系
・育児休業
・ベビーシッター補助
・託児施設費
■休暇系
・リフレッシュ休暇
・宿泊施設補助
・慶弔休暇
■スキルアップ系
・通信教育費補助
という書き方をすると、グンとわかりやすくなりますね。
Excelで表をつくるのもおすすめですよ。横並びの表にすれば、画面をスクロールせず、ひと目で確認できるというメリットも!
ライティング初心者は、ポジティブ文でまとめる
ここまで、読者にとってわかりやすい書き方を紹介しました。
しかし、最後の最後まで気を抜けません。
記事の最後に書く「まとめ」は、ポジティブ文で終わらせてください。
たとえば、
ということを伝えたいとします。(我が家では日常茶飯事の光景です)
このとき、伝え方は大きく分けて2つ。
- 手を洗わないとテレビ観ちゃダメだよ
- 手を洗ったらテレビを観ていいよ
どちらも意味は同じなのですが、相手に与える印象は違いますよね。
前者は「×したら×だよ!」という、否定ばかりのネガティブ文。
後者は「〇したら〇しよう」という、肯定ばかりのポジティブ文なのです。
読者に好印象を与えるのは、もちろん後者のほう。
まして文末の「まとめ」は、記事の余韻を残す重要な部分なので、できるだけポジティブな書き方で終わらせましょう。
「少子化で日本の未来が心配」という文章を例にしてみます。
〇 少子化は深刻な問題のひとつです。しかし政府も対策をすすめているので、今後少しずつでも改善へ向かうと良いですね
いかがですか?
どのようなテーマであれ、無理やりでもポジティブにまとめるのがポイントです。
「終わり良ければすべて良し」ではないですが、終わり方は文章全体の印象につながります。
ネガティブな表現しか思い浮かばない場合も、どうにかポジティブ文へ書き換えてみてください。
ネガティブな終わり方になりそうだったら、「~と良いですね」のように自分の願望で代替する方法もあります
おわりに
ライティング初心者は、コツをおさえた書き方が大切です。
紹介した3つの書き方は、すべての記事に共通する基本事項。
フル活用しながら、読みやすく・わかりやすい文章をつくってくださいね!
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