クラウドワークスで仕事していると、直接振込の相談をされることがまれにあります。
クラウドワークスを介して仕事すると手数料が22%も取られるので、
自分の口座に直接振込してくれるなら、それだけ儲けられます。
しかし安易に直接振込の提案を受けるのはおすすめしません。
実際に直接振込の契約をしたことがある私が、直接振込が危険な理由と、対処法をお伝えします。
クラウドワークス|直接振込とは
クラウドワークスにおける直接振込とは、クライアントから直接自分の口座に振り込んでもらう取引のことを指します。
クラウドワークスでは手数料が22%取られるため、たとえば1000円の案件を受注した場合、
クラウドワークスを通して納品すると、手取りは858円。
しかしクライアントに直接振込してもらうと、手取りは1000円のままになるのです。
これってかなり大きい金額ですよね。
経験上、ほぼ100%のクライアントが、チャットワークを通して直接振込の相談をしてきます。
クラウドワークスのメッセージ欄で直接振込の相談をすると「規約違反」として事務局に取り締まられてしまうので、
事務局の目が届かないチャットワークに場所を移して相談してくるのです。
クラウドワークス|直接振込が危険な理由3つ
私が初心者のころ、あまりに手数料が取られるのがイヤになって、直接振込をOKしたことがあります。
金額が多いほど引かれるので、それがまるまる手元に入るならお得です。
しかし結果から言うと、直接振込でバックレられました。
それ以来、二度と直接振込の相談は受けていません。
経験談から、直接振込が危険な理由を解説していきますね。
バックレられる可能性があるから
直接振込は、クライアントと自分の2者だけの取引になります。
そのため、振り込まれなくなる可能性があることは覚悟しておきましょう。
クラウドワークスを通して仕事すると、仮払いのシステムがあるため、納品後に音信不通になってもきちんと報酬を受け取れます。
しかし直接振込だとそれがありません。
クライアントの住所氏名、電話番号など把握していなければ、タダ働きの泣き寝入りなのです。
実際、私はバックレられた経験があります。
クラウドワークスを通して何回か仕事した後、直接振込の相談をされました。
クライアントとは今まできちんとコミュニケーションが取れていたし、仕事の報酬も高めだったし、「2者間のやり取りに移行してもきちんと支払ってくれるだろう」と信じていたのです。
直接振込の仕事1回目に、10記事をまとめて依頼されました。
「業務の都合上、まとめて支払いたい」との申し出でした。
私はOKしました。
しかし10記事納品後、音信不通に。
相手のアカウント名くらいしか知らなかったので、電話番号も住所も何もわかりません。
事務局に相談しても、クラウドワークス外でのトラブルだから応じてくれないでしょう。
この時から私は、「二度と直接振込で仕事しない」と誓いました。
個人情報がバレるから
直接振込で仕事する場合、クライアントに口座名義を教えなければなりません。
カタカナとはいえ、どこの誰かもわからない相手に本名を教えるのはリスキーではないでしょうか。
クライアントによっては「直接振込をお受けいただけるなら、まずは契約書を交わしたい。契約書を自宅に郵送するので住所を教えてもらえますか」など、住所まで聞き出してくることがあります。
思わぬトラブルに発展しないためにも、住所や本名を聞き出そうとしてくるクライアントとは、早めに縁を切ることをおすすめします。
規約違反だから
クラウドワークスは直接振込を禁止しています。
万が一、なにかのタイミングでバレたら100万円の違約金が請求されるのでご注意ください。
SNSなど含めて、実際に100万円が請求されたという事例を耳にしたことはありませんが、アカウント削除や凍結などはまれに耳にします。
今まで努力して積み上げてきた実績をゼロにしないためにも、危ない橋は渡らないのが賢明でしょう。
クラウドワークス|直接振込を相談されたら
クラウドワークスで直接振込を相談されることは、よくあります。
私は実際にバックレられた経験があるので、二度とOKしていません。
ただ、断るとカドが立ちそうで怖いですよね。
そのようなときは、この文面をコピペしてお使いください。
しかし直接振込は規約違反に問われてしまうので、残念ながらお引き受けできないのです……
このままクラウドワークス上でやり取りできれば幸いなのですが、いかがでしょうか?
経験上、この文面を送るとほぼ100%、クラウドワークスで良い取引を続けてくれます。
直接契約は危険なので、安心安全にもっと稼ぐなら、クラウディアがおすすめです。
クラウディアはクラウドワークスに似た、大手クラウドソーシングサイトです。
市場規模も、
・2015年 650億
・2016年 950億
・2017年 1350億
・ 2018年 1820億
と右肩上がりに急成長しています。(※矢野経済研究所の発表による)
今後クラウドワークス以上の巨大プラットフォームになると見込まれているので、
実績をつけるなら今のうちに!
ちなみに私はクラウドワークスと併用しています。
本人確認をきちんと済ませると、高単価案件に採用されやすくなったり、優良クライアントから高額案件のスカウトが来たりしますよ!
登録無料なので、ライバル多数になる前にお早めに◎
おわりに
クラウドワークスを通さない直接振込は、なにかとリスクがつきまといます
泣き寝入りにならないためにも、最初から断るのが賢明でしょう。
今よりもっと稼ぐなら、直接振込ではなくて、クラウディアで働きましょう。
クラウディアは、クラウドワークスと同じWebプラットフォームですが、クライアントの質が違います。
本人確認まで済ませて、信頼できるクライアントと長くやり取りしましょう。